他人の夢の話ほど
私は湯船に浸かっていた。
どこかの旅館だろうか。檜か何かの木でできた浴槽である。
湯の音以外は聞こえない。
私は浴槽の傍に植えてある柑橘の木を眺めていた。
柚子のようでもあり、そうでないようでもある。
実がいくつか生っていた。
私の心は鏡を模した水面のように揺らぎがなかった。
普段の鬱々とした気分が霧消しているのを感じた。
自然と一つであった。
五感が満たされていた。
あるべき心持ちを思い出した気がしていた。
葉の隙間から曇天が見えた。
空を見上げると、木の上にいくつかの住宅が見えた。
私は辟易した。
それで、風呂は2階に造作しようと思い至った。
そして、木を植えようと考えた。
春には桜を愛で、秋には紅葉を狩ろうと思った。
空想の中のそれらは照光を浴びて色めいていた。
湯船に月を浮かべるのもいい。
秋の月でも、寒月でも映えるだろう。
また、浴槽には木を使うつもりだった。
それは当然である気がした。
そうして季節を愛で、和を楽しむことこそが真に大切なことであり、それこそが心に定まりをもたらすのだと、私はそう悟った。
そんな夢を見た。
Amazonアソシエイト浪人
こんばんは。うつ坊である。
先日、Amazonアソシエイト現役合格を逃し、晴れて浪人時代を迎えた話はした。
こちらの記事である。
今度は現役時の反省を生かして審査を通過しようと考えていた。
そこでいろいろと工夫をした。
まず記事数を増やした。
前回は7記事だったが、今回は10記事目を書き終わった後で申請した。
だいぶ余裕がある。
次に、メールアドレスを変えた。
これは心優しい読者さんから教えてもらった情報に基づくものである。
曰く、購入履歴のないメールアドレスで登録するのは審査に不利だと言うのだ。
なので商品を買ったことのあるアドレスのアカウントを使った。
最後に、商品紹介の記事を書いた。
紹介は合格してからと思っていたのだが、調べたところ、審査を通過さえすればすぐ商品を売れる状態にしておくといいらしい。
これが昨日の『服を着るならこんなふうに』の記事である。
駄目押しに哀れっぽくこう書いてもおいた。
下にAmazonのリンクを貼るが、実はまだAmazonアソシエイトに合格していないので私には収益が入ってこない。
悲しい話である。
これは技ありである。
Amazonちゃんの役に立ちたいのに……!といったもどかしさがよく出ている。
さて、ここまでいろいろと細工をして申請したわけだ。
結果をお知らせする前に前回のお返事を見てもらおう。
このたび当プログラムへの参加を申請いただいたWebサイトを拝見いたしましたが、現段階ではコンテンツが少ないため、必要な審査を行うことができませんでした。
当プログラムでは、参加の可否の判断に際して、お申込みいただいたサイトの内容も検討させていただいております。
このため、サイトについては作成されたものをすぐに申請されるのではなく、十分な期間運用いただく等コンテンツを拡充の上で申請いただきますようお願いいたします。
次に今回のお返事である。
このたび当プログラムへの参加を申請いただいたWebサイトを拝見いたしましたが、現段階ではコンテンツが少ないため、必要な審査を行うことができませんでした。
当プログラムでは、参加の可否の判断に際して、お申込みいただいたサイトの内容も検討させていただいております。
このため、サイトについては作成されたものをすぐに申請されるのではなく、十分な期間運用いただく等コンテンツを拡充の上で申請いただきますようお願いいたします。
お分かりだろうか。
全く一緒である。
句読点すら違わない(白目)。
ちょっと待ってくれ、すぐにって、コンテンツって……!
そもそも審査ができないらしい。
現役時代と同様、足切りどうこうどころかセンター試験会場にも入れなかった。
オラ受かる気がしねっぞ!
ということでAmazonアソシエイト浪人2浪目突入である。
まあ多浪の末合格する方が大半なようなので大丈夫だろう。
多分。
次は1ヵ月ほど経ってからだろうか。
またチャレンジしようと思う。
それでは今日はこの辺で。
ばいばい!